八卦掌の教え

麻林城老師のお話し ~朋友~

数年前、横山会長が北京で、師匠である麻林城老師に八卦掌の伝承を受けておられたときに、次のようなお話をされたことがあるそうです。

~以下は横山会長からお聞きした会話の内容です~

 

麻林城老師:最近の生活はどうだ。

横山会長 :はい! お陰さまで練功も順調で体力も充実してまいりまして、会も徐々に発展してきており、問題はありあません。

麻林城老師:そうか、それはお前の実力と、勝ち得た生徒からの信頼によるものである。

横山会長 :いえいえ、全ては老師の教え通りに努めた結果です。老師がいなければとても成し得なかった結果です。

麻林城老師:そうだ、我ら習武者は常に謙遜の気持ちを忘れてはならない。山の上には山があり、人の上にもまだ人はいる。決して忘れるな。

横山会長 :はい!  わかりました。私は八卦掌を習得するまでは、結婚をしない決意で学んでいます!

麻林城老師:それはだめだ、縁が訪れたら受けなければならない。縁を拒絶することは自然の理に反する。

横山会長 :ええ!? そ、そうなんですか。わかりました。

麻林城老師:他に問題はあるか?

横山会長 :そうですね、一つ言うとすれば、友達がいないことです。会の運営と、八卦掌の鍛錬で、他の活動に参加する余裕がまったくありません。

麻林城老師:(微笑)何を言っているんだ、お前の教室に通っている生徒たちは、みなお前の朋友(ポンヨウ、友達)ではないか。寂しがることはない。

横山会長 :そうなんですか!? 日本では少し違う文化かもしれませんが、そのように心得て参ります。老師、いつもありがとうございます。

 

~以上~

大変興味深いお話でしたので、投稿しました。

「以武会友」の精神です。